フェラガモの靴と、マーマレード
フィレンツェでは、フェラガモのヴァラを購入してしまいました。フィレンツェに行くまで、空港で免税店を見ていると、やはりこの靴は美しい(パステルカラーのものが多かったかな)。美術品を見ているようだ。というわけで、本場中の本場で買ってしまいました。
黒系でも茶系の服にも合いそうな、ボルドーのものを。かかとに入ったゴールドもきれい。さすがですね、履いていても疲れないのはフェラガモの靴ならでは。20年前?にも買いましたが、あれも使い勝手良くて長持ちしました。
ヴァラをデザインしたのは、創業者であるサルヴァトーレ・フェラガモの長女、フィアンマ。彼女はシチリアの侯爵家に嫁いだのですが、フェラガモの副会長をつとめながら、現地でのジャム作りという新しい事業にも成功したという。
デザイナー、経営者として多才過ぎる女性です。素晴らしい。このあたりは、以前書評した「柑橘類と文明」にも書かれています。
柑橘類と文明: マフィアを生んだシチリアレモンから、ノーベル賞をとった壊血病薬まで
- 作者: ヘレナアトレー,Helena Attlee,三木直子
- 出版社/メーカー: 築地書館
- 発売日: 2015/04/29
- メディア: 単行本
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2014年には、「ヴァラ」が35周年だったらしく、オリジナルデザインのものも作ることができたみたいですね。