「日本経済新聞」「プロムナード」『元気なウィーン理系女子』
今回は、ウィーンの自然史博物館で見かけた、素敵な理系女子たち(興味なさそうな男の子たちを引っ張り回している)のことを書きました。日経に登録の方は、こちらから読むことができます。
日本経済新聞:プロムナード:元気なウィーン理系女子 内田麻理香
ウィーンは見所が多すぎるので、また行きたいですね。自然史博物館のエピソードを聞いて、ハプスブルク家のことをあれこれ調べた。私はどうも、旅行前は調べずに行き、その後に調べるという典型的な「予習をしないで復習に専念する」タイプらしい。その一つがこれ。
- 作者: テア・ライトナー,関田淳子
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 1997/07/23
- メディア: 単行本
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まれにみる女傑と尊敬していたマリア・テレジアが少し、いえかなり嫌いになりました。自分の子供を政治利用する道具と考える……までは、当時としてはまだあり得る考えだったかもしれませんが、多くの子供の扱いに差がありすぎる。「使えるか、使えないか」で愛情を注ぐのよね。あと、夫の扱いもひどい。愛情はあったらしいが、使えない男認定。だからこそ、マリア・テレジア周りの不遇な人たちのおかげで、あのウィーンの自然史博物館が生まれたのでしょうが。
「使える」「使えない」で人間を判断する考えは受け入れられない。