相変わらず異国に行くと、散在してしまうのですが。今回、ボヘミアンガーネットのアクセサリーも入手。どうやら、チェコで採掘されるガーネットは良質らしく、さらにガーネットの細工技術は、ボヘミアングラスにも継承されたとか。
ボヘミアンガーネットは16世紀より産出され、17世紀には、ルドルフ2世の保護を受け、美しいボヘミアン・カットや石を爪だけで止める高度な技術が完成されたのです。
ボヘミアンガーネットの歴史。チェコの土地に受け継がれるアクセサリー
ここにもルドルフ2世の名前が。チェコの芸術や科学絡みの話になると、決まって名前が出てきますねえ。
ただ、最近は産出量も減って、ボヘミアンガーネット(チェコガーネット)は "Granát Turnov" という会社が独占販売しているとか。街中のお土産屋さんにもガーネットのアクセサリーはたくさん売られていますが、偽物も多いらしいので、そのお店に出向きました。
Bohemian Garnet - The cooperative Granát Turnov
ショーケースに並べられたアクセサリーはどれも繊細で美しい……。あれもこれも! と興奮してしまいましたが、心を落ち着かせて2点に抑えました。それでも、予定の3倍のお値段を使ってしまいました。いや、後悔はしていない!
こちらはブローチ。
これだけで止めておくつもりが、ついネックレスも。
ああ、ピアスも欲しかったなあ……(そっちの意味では後悔している)。ガーネットものは初めてで、しかもボヘミアンガーネットを手に入れることができたのは嬉しい。石言葉は、「永遠の愛」「真実」「情熱」「勝利」などなど……らしいです。