14日(土)、15日(日)は、放送大学の面接授業(集中講義)で非常勤講師のお仕事でした。場所は東北大学の金属材料研究所内にある、宮城学習センター。「民主主義社会における科学」という科目で、私は科学コミュニケーションに関わる部分を担当しました。
放送大学の面接授業は初めてです。多様な、そして学習意欲が旺盛な学生さんたちが集まる場で、私も楽しませていただきました。熱心な学生さんだと、私も勉強になりますし、刺激になります。このような場をつくる放送大学という存在は、もっともっと評価されるべき。
審査員をつとめた「新書大賞2018」の私の選評が「中央公論」3月号に掲載されています。
私が選ばせていただいたのは、次の5冊になります。
LGBTを読みとく: クィア・スタディーズ入門 (ちくま新書1242)
2.『裁判の非情と人情』原田國男著(岩波新書)
4.『科学の本質と多様性』ジル=ガストン・グランジェ著(白水文庫クセジュ)
5.『戦争と農業』藤原辰史著(集英社インターナショナル新書)
審査員をつとめた「化学コミュニケーション賞 2017」の受賞が発表になりました。「蔵前理科教室ふしぎ不思議(くらりか)」様、田中陵二様、藤田賢一様、「JAIMAサマーサイエンススクール実行委員会」様、おめでとうございます。
今週の本棚:内田麻理香・評 『科学の不定性と社会--現代の科学リテラシー』=本堂毅、平田光司、尾内隆之、中島貴子・他編著 - 毎日新聞
毎日新聞の「今週の本棚」に『科学の不定性と社会』の書評を寄稿しています。科学的知識ではなく、科学についての知識を問う現代の科学リテラシー。教科書としても優れた本だと思います。
1月6日14時〜TBSのお正月番組『ミルリッチ』に出演しました。女優、細川直美さんの作る肉じゃがを科学的視点からチェックするという(意地悪な)役割です。