ICC ONLINE | オープン・スペース 2014 | 展示作品
今回の上京、ICCの「オープン・スペース2014」も見てきました。ICC行くのは何年ぶりかわからないのですが、堪能しました。
特に、《大きな耳をもったキツネ》、無響音の部屋で、真っ暗で、ただ音を聞かされるだけなのに、背中とか肩とか触られたようでぞわっとする感覚を味わうことができる。人間の知覚なんていかにいいかげんなのか、よくわかるという体感しました。同行者はこれが特に気に入ったらしく、2回体験していた。
他にも興味深いものが多く。数年前にICCに来たときよりも、全然楽しいわ！というかこれを無料で見せてくれるNTTさま、ありがとうと涙して感謝したいくらい。NTTが作っているって知らない人も多いかも……とにかく、小学生くらいのお子さまも含め、若い世代の人が楽しんでいた模様。素晴らしい社会貢献ですって。
前日に「だまし絵」展を見ていたんですが……比べちゃいけないと思うものの。あれはあれで面白かったのですが、人間の知覚を利用したアートという意味では、こちらの展示のほうが圧倒的という感想を持ちました。