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内田麻理香ブログ:KASOKEN satellite

ブログというかお仕事日記というか身辺雑記というか。

毎日新聞「今週の本棚」書評掲載『気になる科学』

 本日の毎日新聞に書評(短評なので、Webに掲載されず、(麻)の一文字署名です)が掲載されています。ぜひ本紙のほうで確認していただけたら。

対象本はこちらです。

気になる科学 (中経の文庫)

気になる科学 (中経の文庫)

 

  既に単行本で出されていますが、加筆されて文庫化されました。著者は文系出身で科学を長く担当してきた記者。加筆部分の「科学とジェンダー」の部分で、発表当初のSTAP騒動の記事を戸惑いながら新聞記事を書いているという下りは、著者の思いが読み手にも伝わってきます。読みどころの一つでしょう。

 全体的には、鋭い感性で、科学を気軽に語るエッセイです。本当に気軽。本書のように、科学を特別視せず、井戸端会議や居酒屋談義で科学が語られるようになることを願います。

毎日新聞「今週の本棚」書評掲載『おいしい数学』

しごと 書評

2016/06/12付の毎日新聞で、書評が掲載されています。対象本はこちら。

おいしい数学――証明の味はパイの味

おいしい数学――証明の味はパイの味

 

書評本文はこちらです。

毎日新聞:今週の本棚:内田麻理香・評 『おいしい数学−証明の味はパイの味』=ジム・ヘンリー著

 「料理と科学」ネタは、自分でもさんざんやってきましたし、書いてもきましたが……これは異色の本です。なんと表現したらよいかわからない不可思議な本、でも読んでいるのが楽しくて、にやにや笑いながら読んでしまう。

 訳者は、

Cooking for Geeks ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)

Cooking for Geeks ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)

 

  と同じ、水原文氏。日本の料理事情と比較して注釈して下さるので、有り難いです。あと、『おいしい数学』の原文のなんともいえない、おかしみのある素敵な文を訳して下さったのは、水原氏の力量でしょう。

 少し面倒なのが、書評本文でも載せたパイ生地の話。面白いと思って、うんうん考えていたのですが、これは中学受験的な算数の問題ですね。本文の77頁をぜひご覧下さい。図版があると「ああ、なるほど」と納得できるかと。

 数学好きも、料理好きも二度楽しめる本だと思います。

ビブリオバトルでの拙著『恋する天才科学者』

SC つれづれ

 先日出版した

  の元本である

恋する天才科学者

恋する天才科学者

 

 が、ビブリオバトルで取り上げられたのが嬉しい。
 とはいえ、2007年出版で、筆致も未熟で情けない限りだが、そこも含めて採用して下さったのは著者としては感謝です。

 

デーリー東北新聞社:チャンプ本獲得者、決勝戦の抱負 (2015/09/15)

高校生の部 伊藤 美命(いとう・ひめ)さん(15)=八戸市
高校生の部 伊藤 美命(いとう・ひめ)さん(15)=八戸市
魅力伝えること大事に

 決勝に進出できるとは思っていなかった。本当にうれしくて、投票してくれた方に感謝の気持ちでいっぱい。
 予選会では「本の面白さをどれだけ伝えられるか」を意識しながら発表した。また、観客の皆さんに聞こえやすいよう、はっきりと話すことを心掛けた。今回は手が震えるほど緊張したので、これから練習を重ねて、決勝に臨みたい。
 理科を身近に感じたくてこの本を読み始めた。文章も柔らかかったので、すらすらと読めたし、有名科学者たちの「頭が固い」イメージを変える人間味を感じさせるような内容に引かれた。
 決勝では、結果にこだわらず、作品の魅力を伝えることを大事にして取り組みたい。

 

 15才の女子高生が選んで下さって、決勝までのチャンプ本に選ばれたのは著者冥利につきます。

 

 大阪大学基礎セミナー「ビブリオバトル入門」

 では、東さんが取り上げて下さった。

www.youtube.com

 東さん仰るとおり、この本はテンション高すぎて読むのには辛かったと思う。でもビブリオバトルに選んでくれて、本当にありがとうございます。

 というか、この指導教員の中村征樹 id:nmasaki+bibliobattle 阪大准教授、最後の方で「(著者は)大学の同級生」とかお茶を濁さず、我ながらうざい文体を徹底的に排除したつもりの文庫版も紹介して欲しかった……(涙)。いえ、すみません、お送りします。

【追記】あとで中村先生に聞いたら、文庫版も紹介してくれたとか。そして、去年も女子学生に『恋する天才科学者』を選んでいただき、しかも今年のはチャンプ本になったということです。皆さん、ありがとうございます。

 

 そんなことはともかく。ビブリオバトルという「口頭での書評合戦」に拙著が選ばれるのは、嬉しい限りです。

 

メインWebサイトのURL変更

つれづれ

f:id:kasoken:20160611032250j:plain

今まで、ウェブサイトのURLはwww.kasoken.comでしたが、サーバーを引越し、URLも変更しました。

http://www.marikauchida.com/

どうか今後はこちらでお願いします。

marikauchida.com

 

・今まではXreaで使っていたMovableTypeを使っていたのですが、1年くらい放置したらログインできなくなった。何も更新できない……。
XreaWordpressをインストールしたのだが、うまくドメイン設定がいかない。
・いっそのこと心機一転して、さくらのインターネットにサーバーを変えた。
・しかし、kasoken.comのドメイン移管をしようと思ったのだがうまくいかない。
・いっそのこと、新しいmarikauchida.comを作ろうではないか
・それでもkasokenのドメイン移管がうまくいかない。うまくいったら転送の設定をすしよう

というのが、この半年くらいから今までの経緯です。号泣しながら。しかしなぜ今これでうまくいっているかもわからないのも現状です……。

 不具合とかありましたらお知らせ下さい。よろしくお願いします。

 

ソニー教育財団「子ども科学教育研究全国大会」講演

しごと 講演

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 2016/11/18(金)に、ソニー教育財団が開催する「子ども科学研究教育全国大会」で講演をします。

www.sony-ef.or.jp

平成27年度、「ソニー子供科学教育プログラム」で最優秀に選ばれた、愛知県刈谷市雁が音中学校が大会委員となります。

 プログラムは、先生方の公開授業、生徒のポスターセッション、私の記念講演となります。なんというか……私が「記念講演」なんておまけもいいところですが、他のプログラム(先生方や生徒さんたちの)を楽しんできたいと思っています。

f:id:kasoken:20160605221639j:plain

 お問い合わせはリンク先から。愛知県に行くのは久しぶりです。それも楽しみです。

『広辞苑第六版』アプリ

つれづれ

 先日、岩波書店の「図書」の『広辞苑』特集で寄稿させて頂きましたが

kasoken.hatenablog.jp

 そのあと、iPhone用のアプリも買いました。決して安くはありませんが、ここまで使い勝手が良いとは。

広辞苑第六版【岩波書店】(ONESWING) - Keisokugiken Corporation

 ふと調べたくなったときに、机上版をよいしょ、と持ち上げて調べる負担もなく、外出先でも調べることができる。
 紙の辞書を引いているときの、悪しき、でも楽しい寄り道(要は、目的の単語があったはずなのに、他の単語が気になって読みふけってしまう)はなくなってしまいますが、とにかく便利です。