朝日新聞の論壇時評の欄に、「論壇委員が選ぶ今月の3点」が掲載されました。
科学技術からの3点は、以下の通りになります。今年度から、3点のうちひとつに、委員からの<評>も掲載されることになりました。
▽ヤンゾン・ファン「コロナウイルスと陰謀論―感染症危機と米中対立」(フォーリン・アフェアーズ・リポート 4月号)
<評>新型コロナは生物兵器だと示唆する「陰謀論」がネット上では広がる。著者は、その可能性は極めて低いと論じた上で、陰謀論を引き起こす米中間の不信こそが問題だと主張する。
▽カーレン・ハオ「プライバシーか?公衆衛生か?新型コロナで揺れるAI規制のゆくえ」(MITテクノロジーレビュー、4月1日)
▽NHKスペシャル「新型コロナウイルス 瀬戸際の攻防~感染拡大阻止 最前線からの報告~」(4月11日放送)
新年度初の朝日新聞・論壇委員の合評会は、全員Zoomで参加という形式になりました。一度、休憩は入りましたが5時間半にわたって議論(ほぼ雑談なし)! ここで高重さんが書かれているように「密度の濃い」議論となりました。
digital.asahi.com まだまだ慣れないですが、オンライン下でできること、探っていかなければいけませんね。