mainichi.jp 毎日新聞に中島秀人著『ニュートンに消された男:ロバート・フック』(角川ソフィア文庫)の書評を寄稿しています。
こちらは、大佛次郎賞を受賞した1996年発刊の本を、加筆して文庫版にしたものです。20年以上経っても、ロバート・フックの伝記としては決定版と言えるのではないでしょうか。
こちらの本は、拙著『恋する天才科学者』(および、文庫本の『面白すぎる天才科学者たち』)で参考文献にさせていただきました。
面白すぎる天才科学者たち 世界を変えた偉人たちの生き様 (講談社+α文庫)
- 作者: 内田麻理香
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/03/18
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (3件) を見る
以前読んだ時はニュートンに比べて異様なまでに無名なフックに同情しましたが、今回読み直すと「さすがに新人のニュートンをいじめすぎだ……」と、フックに対して呆れてしまいました。そこまでされたらニュートンも恨むでしょう、と。