内田麻理香ブログ:KASOKEN satellite

ブログというかお仕事日記というか身辺雑記というか。

「日本経済新聞」「プロムナード」『美容院と勇気』

 2月7日(土)の日経新聞の夕刊のコラム「プロムナード」にコラムが掲載されています。今回は、女性の戦いの場、美容院のお話です。今回、科学ネタなしで書きました。

美容院と勇気 内田麻理香:日本経済新聞「プロムナード」

きれいにしてもらいに行くはずの場所なのに、めかし込んで行かなければならない。私は、美容師さんとの「対決」の場と思って挑んでいる。適当な普段着で行けば、「この程度で良いんですね」と思われてしまうという猜疑心から、メイクも服装も気合を入れて美容院に足を運ぶ。きれいにしてくれる場所に向かうのに、きれいにするのに最大限の労力を払う。何か矛盾していないか?

 美容院は至福の場のはずなのに、帰りはいつも気分が良くなるのに。行くまでの心理的なハードルが高い。なぜなんでしょう? まー私の自意識過剰のせいなんでしょうが。あと、信頼できる美容師さんとの出会いというのも大きいですね。

 しかし、うちにいる男性はいつも「自然な感じで」でお願いしているらしい。この場合の「自然」ってなに? 意味わからない。