内田麻理香ブログ:KASOKEN satellite

ブログというかお仕事日記というか身辺雑記というか。

東大医学部・健康と医学の博物館

 東京大学医学部・付属病院に先月開設された健康と医学の博物館に行ってきた。付属病院の目の前にあって、アクセスしやすい(のか? 病院に行く人はそんな場合じゃないとも思うが)。

 企画展が「感染症への挑戦」。このテーマは素人としても楽しめるのではなかろうかと。私は以前「冷蔵庫導入以前、以後」でどれだけ食中毒が減少したか、ってデータが欲しいと思っていて諦めたことがある。けど、もう一度当たってみようかな、という気になるし、それに限らず「私たち」にとって気になる話が満載だった。

 ただ。展示自体は面白いんだけど、説明が難しい。理系、しかも生物がちゃんとわかっている人(私はここから抜け落ちる)じゃないときちんと理解できないんじゃないかな。あれでは。

 最近、展覧会で立て続けにたまたま見ただけなんでしょうが。iPadを利用するところが多くなった気がする。確かに便利なツール。でもそのツールの使いこなしが展覧会ごとにちがって、これもまた本筋とは違う意味で興味深い。でもさすがにiPadの使い方も説明もなしに、ぽいっと置いているだけのはどうよ? と思ってしまう。