自分の研究発表のとき、「科学コミュニケーションの壁は？」というところで、科学マニアの存在自体が壁になっているのでは？ という話をした。古参が新参を拒むという構図。
ここ、妙に盛り上がって「ジャズの世界でもそう」「芸能人のファン*1も？」「ガンダムファンもそんなところない？」などなど。スポーツファンでもあるらしいし。一般的な「よくある話」だから既に研究されているはず。サイエンスコミュニケーター自体が「壁」になっている例も話題に上る。
ボスからは佐藤郁哉氏（大衆文化のフィールドワーク）を薦められた。あと、つぶやいたら社会的アイデンティティ理論は？ というご意見も頂戴。ざっと見ただけだが、内集団と外集団の間の差別の話あたりは参考になりそう。こちらは心理学か。
*1:Jニーズとか、Tからづかとか。でも、あれだけしっかりした集団になると、いったんルートができたあとは「お作法」を学ぶための教育システムもしっかりしているらしい。……と、聞いただけで、実態はわかっていないのですが