カテゴリーが「リベラルアーツ」、「グローバル教養力」というお題でお願いします、とのことだったので、どうなるかと思いましたが。ノルマでもないはずの、この内容で、70名以上の受講者の方々がいらっしゃいました。恐縮です&ありがとうございます。
文化ってなに? ということから、科学と文化の関係のお話をしてから、科学(科学技術)歴史、そして「普段感じる科学(科学技術)の疑問、そして不安」をテーマにワークショップという形という3部構成にしました。
今回、仲介して下さった企業さんによれば、最近は「教養」というテーマでの企業内研修も需要があるとか。役に立つ/に立たない、などと言われていて、高等教育では肩身の狭い「(一見)役に立たない内容」でも、このように受け入れられていることを知るだけでも、個人的には嬉しいです。
ワークショップを入れると、講師側ではなく、聴いて下さる方に「お願い」という形になるのですが、受講者の皆様が熱心で、しかも頭の回転が速いことが伺えて、講師側であったはずの私が教えられ、楽しんでしまうという構図に逆転しました。ありがとうございます。
会場はこちら。
下丸子の住宅街の中に、巨大な建物がありまして。こちらを研修に使っているんですね。
館内にの展示がありまして、個人的には萌えポイントでした。
写真のヘリコプターはANAの前身、日本ヘリコプター輸送株式会社時代のヘリコプター(日本に現存する最古の)とのこと。そして、この年になって、ようやくANAの航空会社コードがNHである理由を知りました……日本ヘリコプター輸送の略だったとは! ANAの昔のロゴが、レオナルド・ダ・ビンチのヘリコプターだったのも、前身がヘリコプターの会社であったかららしいですね(別所で教えていただきました)。
なんかもう……。"NH"の由来を「にほん、かな?」と適当にやり過ごしていた自分の頭の悪さが恥ずかしいです。