岩波書店『科学』（2014年6月）エッセイ寄稿

科学 2014年 06月号 [雑誌]

　今号の岩波書店の雑誌『科学』の特集、「科学エッセイの楽しみ」に、「マリー・キュリー再訪から」というタイトルでエッセイを寄稿しています。
　
　雑誌『科学』　2014年6月号　Vol.84 No.6

　こちらの執筆陣を見ていただければわかりますが、錚々たるメンバー。そんな中、私が恥さらし的になっておりますが、どうかご笑覧くださいませ……。とはいえ、岩波さんの『科学』といえば、科学エッセイストの神様、寺田寅彦が創刊に関わった雑誌。その科学エッセイ特集に寄稿させていただいて光栄です。

　私のは、子ども時代の思い出話から、ローレン・レドニスの『放射能』を通じて、マリー・キュリーたちの話を書きました。まとまりがなくなってしまってもう一回書き直したい気分ではありますが、このレドニスの『放射能』は、美術書でありながら、科学書でもあり、歴史書でもある……と、さまざまな分野が融合した素晴らしい一冊です。

放射能 キュリー夫妻の愛と業績の予期せぬ影響