- 作者: 川端裕人,三島和夫
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/01/17
- メディア: 単行本
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でも、こちらの本は「いろんな思い込みがあったんだ……」と、睡眠に対する強迫観念を取り除いてくれたありがたい本です。かなり心が楽になりました。
人によって決まった時間に寝る必要はない・お肌のゴールデンタイムは迷信(22時−2時って女性誌によくありますよね)・睡眠時間がずれてもそのうち治る……などなど。確かに、先ほどのオリンピックで「ソチ対応起床」(夜早くに眠って夜中1時に目覚める)が続いていたのですが、気にせず目が覚めたとき(深夜でも)に起きていたら、通常の起床時間に戻ってきました。眠くないのに寝床にいるのは確かにストレス!!だったら起きちゃった方がいい。
以前、機会があって国立精神・神経医療センターに行きましたが、壁に睡眠に関するわかりやすいポスターが貼ってありました。たいへん印象に残っています。この三島和夫先生をはじめ、ここは睡眠の科学のメッカだったんですね。納得です。
そしてこの本をナビしている川端裕人さんの書きっぷりがお見事で、お二人の見事なコラボでこの本ができたのだな、と。
人の心を軽くする科学本って、そうそうないと思う。いつか、このように人のお役に立てる本が書きたいなと思わされた一冊でした。ありがとうございます。