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内田麻理香ブログ:KASOKEN satellite

ブログというかお仕事日記というか身辺雑記というか。

"Communication and Engagement with Science and Technology"

サイエンスコミュニケーション 研究 本の感想

Communication and Engagement with Science and Technology: Issues and Dilemmas A Reader in Science Communication

Communication and Engagement with Science and Technology: Issues and Dilemmas A Reader in Science Communication

 日本以外のサイエンスコミュニケーションのモデルを概観するために、ストックルマイヤーの"Engagement with Science: Moldels of Science Communication"の節を読んだだけで、感想を書くのも我ながらどうかと思うが。この部分だけでも酷いと言わざるを得ない。

 シャノン&ウィーバーの素朴で単純なコミュニケーションのモデルが、さんざん否定されているにも関わらず。その経緯を無視して(というか、たぶん知らないのだな、あのストックルマイヤー氏は)あの節を書いたのであれば、度し難い。で、自分勝手な「『ルービックキューブ』モデル」(あ、これは私の勝手な感想です)を作っているところもね。

 さらに嘆かわしいのは、この本の邦訳が進められているらしいとのこと。邦訳するに値する海外の教科書は他にいくらでもある。なぜこれを選んだのか? (日本の)サイエンスコミュニケーションに関わるダメな人を増産するだけでしょ。