内田麻理香ブログ:KASOKEN satellite

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 最高でした。ザッカーバーグのキャラクターがどうも……という人が多いのもわかるけど、個人的にはあのように天才でオタクで性格に難があっていろいろこじらせちゃっていて、でも悪気がないってタイプは大好き。それが高じて恋する天才科学者なんて本を書いてしまったくらいだ、私は! というわけで、ザッカーバーグを追っているだけでも楽しかった。私は物書きであるが(だからこそ)コード書ける人に憧れがあるし、コンプレックスがある。コードによって作られた新しい世界が、みるみる人に影響し、人の行動も変えていく。

 もちろん、自然言語でだって不可能ではないと思うけど。ガリレオが、専門家間で閉じこめることを可能にしていたラテン語ではなく、「みんなの」イタリア語で出版して、学問を一般に開いてしまったくらいの変化。なにか類するものをあの映画から感じた。

 あと、つくづく思うのは「やりすぎ」ないと、変化は起こせない。その「やりすぎ」ができるひと、そして「やりすぎ」を続けられる人(ここ大事だ)がやはり鬼才になりうるのだろう。