内田麻理香ブログ:KASOKEN satellite

ブログというかお仕事日記というか身辺雑記というか。

ソニー教育財団「子ども科学教育研究全国大会」講演

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 2016/11/18(金)に、ソニー教育財団が開催する「子ども科学研究教育全国大会」で講演をします。

www.sony-ef.or.jp

平成27年度、「ソニー子供科学教育プログラム」で最優秀に選ばれた、愛知県刈谷市雁が音中学校が大会委員となります。

 プログラムは、先生方の公開授業、生徒のポスターセッション、私の記念講演となります。なんというか……私が「記念講演」なんておまけもいいところですが、他のプログラム(先生方や生徒さんたちの)を楽しんできたいと思っています。

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 お問い合わせはリンク先からお願いします。愛知県に行くのは久しぶり。それも楽しみです。

『広辞苑第六版』アプリ

 先日、岩波書店の「図書」の『広辞苑』特集で寄稿させて頂きましたが

kasoken.hatenablog.jp

 そのあと、iPhone用のアプリも買いました。決して安くはありませんが、ここまで使い勝手が良いとは。

広辞苑第六版【岩波書店】(ONESWING) - Keisokugiken Corporation

 ふと調べたくなったときに、机上版をよいしょ、と持ち上げて調べる負担もなく、外出先でも調べることができる。
 紙の辞書を引いているときの、悪しき、でも楽しい寄り道(要は、目的の単語があったはずなのに、他の単語が気になって読みふけってしまう)はなくなってしまいますが、とにかく便利です。

note、書いてます

note.mu

 どんなプラットフォームだろう、と思って書き始めました。

note.mu

 こちら200円。

note.mu

こちら500円。

 正直、値段つけるほどでもなかったかなー(特に「よしなごと」の方。読み放題だとしても高すぎるわ。もっとプライベートを晒せばいいのだけど)と思って、購入して下さった方には申し訳なく思っています。価格の設定、既に買って下さった方も含めて申し訳ないと反省しております*1

 要は私はcakesの使い方がわかってない! ……でも、「サイエンス徒然」のほうには、今日そこそこ投下したので、楽しんで下さる方は楽しんで下さいませ。
 今回書いたのは、「元素」に関わるエッセイたちです。

*1:無料にした場合、マガジンをばらした場合は返金されるようなのでご容赦下さい。もし私の理解が間違っていたら教えて下さい。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』

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bvc.bandaivisual.co.jp


 早速観ましたよ−。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』。これは文句なしに面白かったです。実は、「I」の頃はファンとして冷や冷やして観ていたのですが、この3回目にして「きたきた……」という感じは最高でした。

 革命家であり策謀家である、シャアの覚醒の物語。彼、モビルスーツ使いでも「3倍速い」と言われながら、ニュータイプ君のアムロにはまるで適わないわけじゃないですか。だから、やはりシャアの才能は革命家(これも叶わなかったけど)や策謀家として開花しているような気がするんですよね。あとは暗殺の名人か……。

 しかしこの作品はシャアの声優さんがが池田秀一氏ってところにかかっている気がする。あの声! あの声じゃないと、本編に繋がらない。そしてみんな納得しないと思う。よく青年の若々しい声で演技して下さいました……そして、それに相応しい安彦絵であの冷酷な表情も痺れます。

 声優さんでいうと、ギレン(銀河万丈氏)やアムロ古谷徹氏)の声の若さにも驚きました。1979年から何年経っているんだ? セイラはララァ役の藩恵子さんの娘、藩めぐみさんなのですが、彼女の演技も素敵です。というか、今放映している『うしおととら』のアニメ版のキリオ役と同一人物とは思えない。

 シャアとガルマの、微妙で複雑な友人関係の描かれ方も興味深いです。ガルマ、かわいい。

 次作も楽しみです。

批判する書評の条件とは?

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 先日、毎日新聞の書評員の「書評パーティ」に行ってきた。あの方も、この方も! でテンション上がる。ただ、前回行ったときは、書評員になったばかりで場違いで小さくなっていたのですが、3年目ともなると、自分の書いた書評を読んで下さり、名前を覚えて下さる方々もいて居心地が良かった。ちなみに、毎日の書評員は(朝日や読売と違って)年限がなく、定期的な会合もなく、自由に好きな本を選んで下さい、という(だからこその、年に一度の書評パーティ)。この「好きな本を選んで下さい」は、嬉しくもあり、プレッシャーでもある。

 毎日新聞の書評欄は、故・丸谷才一先生が全面的に改革したのだが、基本的に「褒める書評を書こう」という方針だったらしい。ただ、池澤夏樹先生曰く丸谷先生は批判してもよい対象の本とは

・著者が大家

・ベストセラー

 であるらしい。もう一つの条件は池澤先生もお忘れになったようで。
確かに、新聞書評は、その本の売れ行きを左右する。その点では、批判も大ありの学会誌の書評と異なる(まったく立ち位置が異なるが)。その意味で丸谷先生の仰ったことも納得がいく。

 でも、書評をしている身であると……ベストセラーを書評したくない(既に売れている本ではなく、発掘したいという願望がある)、自分がつまらないと思う本に手をかけたくない。周囲の人たちと「そんな本対象にしたくないよね」と、ぼそぼそと。

 やはり、(毎日新聞の場合、書評したい本を自由に選べる。先着順だが)気に入った本を書評したい! と皆さん思うのではないか。少なくとも私はそうだ。

「あら浜」

 何度お伺いしたかわからない、「あら浜」さんへ。このお店は、東日本大震災被災して、仙台駅近くに移転したのですが、人気で今や3店舗出しているのかな? 場所によっては予約しないと難しいかもしれないですが、ここもぜひお勧めしたいお店です。

tabelog.com

 夫の講義にワークショップの形で参加して下さった先生方のところにお邪魔させていただきました。というか皆様、顔見知りなのでSTS学会の仙台分会みたいな感じになっていて(お一人、STS学会に入ってらっしゃらない先生もいましたが)楽しい時間を過ごさせて頂きました。
 ここのお店、隠し酒もこっそり出してくれて嬉しい。ワイングラスで飲む日本酒も格別です。

 f:id:kasoken:20160525233656j:image  「ガゼウニ、2切れくらい残して下さったら別の料理を作りますよ」として出てきたのが……ウニのリゾットだ!  f:id:kasoken:20160525233709j:image

 ここの名物は赤貝と「はらこ飯」だと思うのですが、鮭のはらこ飯は9月くらいで終わってしまう。今回いただいたのがマスのはらこ飯でしたが、これも美味しかった。

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